[マスコミ紹介目次|テレビ朝日収録日記]

テレビ朝日 収録スタッフ紹介


テレビ朝日/ディレクター:小沼さん

高1まで仙台市在住。菅原の仙台X高近くの宮城Y女高に在学。収録打ち合わせ時にしばしローカルネタで盛り上がる。
高3の時にアメリカのサンフランシスコのハイスクールにサンケイ新聞のスカラーシップ留学生として一年間留学。
その後、日本に戻り、再度渡米。アメリカの大学(ニューヨークにあるコロンビア大)で国際関係論を専攻。卒業後、日本テレビにて外報関係をつとめた後、NHKの報道局にて活躍。一年前に特別番組「ボスニア/もう戦争はたくさん」という1時間番組のディレクターをつとめ、一ヶ月前に現在のテレビ朝日に転籍。ディレクターを勤める。年齢はノーコメント。

仕事は面白い? との当方の質問に「もともとマスコミ志望、報道関係を指向していた 」とのこと。私が「もう普通のOLのような仕事はできないでしょう」と水をむけると 「いや、これが普通の生活です」との切り返しを食らう。
本人から是非ホームページにあげておいてくれ、と依頼された件

「ボーイフレンド募集中!」  菅原独り言:これって本当かなー???

収録スタッフは全員で4人

たった5分の放映の為にこれだけの人数をかけてかつ回したビデオが多分3時間分位あるはず。これを編集して5分にする訳だから情報の圧縮率は約3%となる。すごい圧縮率。編集作業だけでも相当な時間になるはずだ。カメラクルーは多分朝4時頃起床し博多から北九州まで車で移動。我が家には5:45に到着。朝の撮影終了後は私が勤務中なので夜まで待機。夜撮影終了したのは23:00位。それから博多に戻るのだから多分0:00を過ぎたでしょう。ある意味では完全24時間拘束。ご苦労様です、と頭がさがります。ディレクターは、といえば、収録完了後、ホテルで徹夜で原稿を書き上げ、翌日の飛行機で東京へととんぼがえりしたそうだ。体力がないとできない仕事ですね。

費用見積もりをしてみよう。

かなり大ざっぱだが、直労費としてのオーダーは間違ってはいないだろう。となると5分放映だから10万円/1分!。
これが高いか安いか検証してみよう。テレビ朝日の1995年度営業収入が162,850百万円(会社案内--「TV Asahi」 とは!?より引用)。一日の放送時間を20時間とすると20hr x 60min x 365day =438000min。10万円/1分とすると、43,800百万円。営業収入の約25%に相当する。これに固定費など経費がかかるから直接費としてはまずまずの見積もりではないだろうか。もちろんドラマはもっと高い費用がかかることからみるとニュース用としてこの程度の費用見積もりは妥当性あり、という計算になるのかもしれない。つい見積もりしてしまう性(サガ)が悲しい。
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Contents copyright 1996 Mitsuo Sugawara