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あれこれ


2004/05/22(Sat) 五本指靴下
参考記事: 日経新聞 2004/05/12(水)夕刊 「持って行こうよ」(ライター・高垣 千尋)

 製造メーカーに勤める私には長年悩まされていることがある。それは水虫だ。生まれ育った仙台にいた頃には水虫とは無縁の生活だった。それが入社数年後に、特殊な耐熱靴を借りて御客の現場に入ったことがあったが、思えばあれで水虫がうつったようだ。さらに製造メーカーでは工場など現場にでる時には、「安全靴」というものを履かねばならない。これはつま先部分が金属製カバーで補強されているもので、重いれんがやちょっとした冶具(じぐ)を靴に落としてもつぶれない、という大変ありがたい代物だ。しかし、欠点がある。合成皮製で通気性に欠けるのだ。これがために、安全靴では水虫にかかりやすく、一度かかるとなかなか治らなず今まできてしまった。

 安全靴を履く場合、靴下は綿の作業靴下を履いていた。これは汗を吸い取ってくれて、これはこれでよいのだが、今ひとつすっきりしない不満があった。そんなこんなしている時に、日経新聞に「五本指靴下」の記事が載っていた。読んでいるうちに「これだ」ということで、早速検索して購入したのが、次の通販先二箇所だった。

 105円/一足の方はかかとがない。したがって、上下の区別がないので左右どちらでもはける。しかし、かかとがないので、普通の革靴を履こうとするとシワがよったり、足にフイットしないのでちょっと苦しい。そこで、通勤用には、かかと付きの504円の方を選んだ。ただ504円の方は、少し厚めなので靴紐の調整が必要となる。それから上部のゴム部が緩めなので、ちょっとした違和感がある。ビジネス用というよりはスポーツソックスに近いと考えた方が良いかもしれない。

 504円の方を一ヶ月ばかり履いていたが、厚みが気になったので、薄め手のものを探してみることにした。しかしながらインターネット上の通販では、この厚みや手触り感など現物を手にとっての確認ができない。とりあえず薄そうな写真を選んで買ってみることにしたのが、次のもの。当然綿100%である。

 これはよかった。普通の夏用靴下よりは厚めだが、冬用靴下よりは幾分薄めで、くるぶし付近のだぶつきはほとんどなく、普通のビジネスソックスとして十分はける。

 ユビレッグ(399円)を履き出して一週間もしないうちに、日経新聞 夕刊「持って行こうよ」(2004/5/12) に「吸湿、脱臭性に優れた靴下」という触れ込みで「ささ和紙」という素材でできたささ和紙 メンズ5本指靴下 (1890円)が紹介されていた。

 記事によると「綿の二倍の吸湿力がある上、一度吸い取った湿気が肌に後戻りしないのが特長。」とのこと。毎度のことながら、検索するとあるある。開発元の「イトイテキスタイル」が開いているSASAWASHIを見てみる。隈笹ささ和紙ができるまでSASAWASHIの特徴などの説明を見ているうちにどうしても欲しくなってしまっていた。でも高い。今まで靴下はせいぜい1500円/一足程度。それが、ささ和紙 メンズ5本指靴下は税込み1890円。高い。

 出張が多い自分にとっては、「吸湿、脱臭性に優れた」という特長は捨てがたい。一足だけでも試してみようということになった。

 それにしても五本指靴下を履いた時の指と指との間のサラサラ感がいい。さらに、歩くことが多い私にとっては、しっかり大地を踏みしめる感覚が得られるこの五本指靴下はもう手放せない。

(撮影: 2004/05/22(Sat)、記: 2004/05/22(Sat))


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