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食中毒対策 冷却KnowHow Ver2.0

撮影:1997/05/21、作成:1997/05/27

梅雨、夏場の食中毒対策にはいろいろなことを考えないといけなが、その中でも基本的なこととして

よく冷ますこと

が重要となる。よく冷まさずにご飯、おかずを詰めると、密閉されたお弁当箱の中は、高湿度、高温となって細菌の繁殖には絶好の環境になるからだ。したがって、

  1. よく湯気をとること
  2. よく冷ますこと
の2点が重要となる。 しかし、朝の忙しい時にご飯とおかずをよく冷ましてからお弁当箱に詰めるなんてのんびりしたことなんかできる訳がない。従って何らかの方法で強制的に短時間で冷却する必要が生じる。

昨年夏は保冷材の上にご飯を詰めたお弁当箱を直接乗せて冷ましていた。今年からは少しバージョンアップした。

ご飯の冷却

アイスノンの上にお弁当箱を直接のっける。アイスノンは少し柔らかく、多少の凸凹にフィットするので、お弁当箱の底へのフィット感が増加し、その結果接触面積が増大して冷却効果が期待できる。私は朝一番に、炊きあがったご飯をお弁当箱に詰めて冷ますことをしている。これでおかずを詰める20〜30分後にはかなり冷まされている。

おかずの冷却

従来は磁製皿を保冷材の上に乗せて冷却していたが、磁器の熱伝導率が悪く思った程効果が得られなかった。そこで今年から写真のように熱伝導率が高いアルミバット2枚で保冷材を挟んだ状態で冷凍庫で冷却し、上のアルミバットに作りたてのおかずを乗せて強制冷却することとした。これは抜群の効果を発揮してものの数分で冷める。

保冷材とバッドは一緒にサンドイッチにして冷却することがポイント。保冷材を挟むことにより、おかずを乗せるアルミバッドと保冷材の接触が良好となり、冷却効果が期待通りに発揮できる。保冷材だけで冷却すると保冷材の表面形状が凸凹となり、パッドをのせても点接触状態となる。これでは効果が発揮できない。保冷材とバッドは面接触となるようにするべきである。

 


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Contents copyright 1997 Mitsuo Sugawara