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海 の 精

1996/08/07(Wed)
このページは1996/08/07当時記載のままです。1997年4月に専売法が廃止されています。また塩の化学分析値等は当時のままで、現在の状況を正確に表していませんので、ご了解下さい。
参考文献:
  1. 毎日グラフ,本物さがし味な旅 連載(14)、「伊豆大島・塩」,8-19号 (1990)
  2. プチタンファン,婦人生活社、5月号 (1990)
  3. コンパ21,「よい食べ物はこうして作られるVII---原塩と自然塩と自然海塩(1)」,正食協会、4月号 p.64-67 (1996)
  4. コンパ21,「よい食べ物はこうして作られるVIII---原塩と自然塩と自然海塩(2)」,正食協会、4月号 p.64-67 (1996)
  5. 日本食用塩研究会編、「海の精を求めて--塩運動二十年の歩みと今後の展望」(1990)

UMI NO SEI 現在塩の専売法がまだ存在しているので、この塩を入手しようとすると厳密には日本食用塩研究会の「賛助会員」として賛助会費を支払っての入手、ということとなる。塩の専売法(注:1997/4から廃止決定)なんていう規制があるが故に、まともな塩を入手しようとするとこのように非常にネジ曲がった方法をとらざるを得ないのは日本だけではあるまいか。

『海の精』赤ラベル(賛助会費)

  • 240g  480円
  • 500g  970円
  • 3kg 5,500円
連絡先:日本食用塩研究会/03-3460-3961

以下に「海の精」の袋の裏に記載されているものを転載する。
(日本食用塩研究会から転載許可取得済み)

---海の精は海水をまるごと濃縮してつくりました--
●ふつうの塩との違いは?

今のふつうの塩は本来の塩ではなく、高純度の塩化ナトリウムです。「海の精」は私たちが何十世代にわたって食べてきた自然海塩を復活したものです。カルシウム、ナトリウム、マグネシウム、ナトリウムをはじめ、海水中のミネラルが豊富に含まれています。だから、ただ塩からいだけでなく、ほのかな苦やあま味があり、まろやかなうま味があります。
自然海塩「海の精」こそ、本来、ふつうの塩だったのです。

●どんな製法なのですか?

「海の精」は伊豆大島の清麗な黒潮からつくられます。まず、海水を立体式塩田で風や太陽熱を利用して蒸発濃縮し、濃い海水をつくります。つづいて、これを釜で煮詰めて塩を析出させます。こうしてできたのが「海の精赤ラベル」です。一切の化学的手法を用いず、添加剤を使わず、海水をそのまま結晶化した純国産の自然海塩です。

●お料理に使うと・・・

塩に含まれる微量な成分は、お料理にとても大きな役割を果たします。「海の精」は海水のミネラルが自然なバランスで含まれているので、どんな素材にもよくなじみ、お料理を味わい深く仕上げます。

●使用上のご注意

塩に限らず、一般に食品は精製度を上げるほど、感覚的に摂取量がつかみにくくなり、多少なりとも習慣性が出てくるものです。「海の精」は自然な未精製低純度塩ですので、味覚的に適量が分かりやすく、むりなく過剰摂取が防げます。これまでの使用量にとらわれず、ひかえめにお使い下さい。
水に溶かすとかすかに白濁する場合がありますが、これは海水中のカルシウムです。
昔ながらの塩ですので、空気中の湿気を吸ってべとつく場合があります。ご使用の際は必要な量だけ取り出し、残りは密封して保管して下さい。

 カルシウムカリウムマグネシウム硫酸根ナトリウム塩素水分その他
海の精2.4g2.7g6.4g14.6g351g555g67.9g
専売食塩0.2g1.0g0.3g0.2g391g606g1.3g
(1kg中の成分分析例)
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